エンプラスのESG

ESGの全体像

 株式会社エンプラスは創業以来、エンジニアリングプラスチックによる超精密加工に特化し、創造的価値を世界市場に提供することで社会に貢献してまいりました。当社グループの経営方針・企業精神・企業倫理を具現化したものが企業理念であり、社会の発展に寄与すべき企業使命を明確にするとともに当社グループのコーポレート・ガバナンスの基本原則となっております。また、世界市場のニーズに応える高付加価値製品とサービスを提供することで、現在では海外売上高比率78%、世界14の国と地域で事業を行うグローバル企業へと発展しています。
 近年、企業存続に向けたESGやSDGsの取り組みや情報開示に対する社会の要請が高まっており、当社グループでは、社長のリーダーシップのもと、当社グループのコアコンピテンシーと社会課題を紐付けた「エンプラスの目指す姿」を策定するとともに、従業員に向けたESG情報の発信を行っています。また、創業60周年の2022年を目標年とする事業、部門横断プロジェクトでは、人財の育成やSDGs、次世代工場など幅広い領域において、当社グループの総合力の向上につなげる取り組みを進めています。

企業理念(1997年制定)

エンプラスの目指す姿(社会課題とコアコンピテンシーの紐付け)

SDGs

ステークホルダーの定義とステークホルダーエンゲージメント

 当社グループは「エンプラス コーポレート・ガバナンス ポリシー」において、株主等、従業員、顧客、取引先、社会をステークホルダーと定義付けています。当社グループは、エンジニアリングプラスチック及びその複合材料による各種製品の製造、加工ならびに販売を主業としている専業メーカーであることから、特に顧客、取引先、従業員との持続的な関係づくりに注力しています。

顧客とのエンゲージメント
 当社グループは、顧客のニーズに応えるだけでなく、顧客の困りごとの解決や顧客製品の機能がより向上するような提案を積極的に行うことが、顧客とのエンゲージメントであると考えています。

取引先とのエンゲージメント
 当社グループの取引先は、主にエンジニアリングプラスチック材料のメーカーと、部品の成形加工を委託している協力会社になります。特に協力会社には中小企業も多いため、当社の事業継続のためにも共存共栄を図ることが重要です。そのため、支払条件を翌月現金支払としています。また資材管理部門は、協力会社の相談窓口として、指摘事項などのヒアリングや、より良い関係づくりのための改善活動を促進しています。

従業員とのエンゲージメント
 従業員への感謝を込めて、社長が誕生月の従業員と交流を図る「誕生会」は1964年に始まり、国内従業員数が約600名となった現在も継続開催しています。また、1975年に進出を果たしたシンガポールをはじめ、アメリカ、イギリス、東南アジア、中国などの各拠点においても、社長や役員を含め、全従業員が参加するアニバーサリーパーティを毎年開催することで、グローバルな求心力を高めています。

リスクと機会への認識

 当社グループは、高精度・高機能部品メーカーであり製品市場の変化の影響を受け易く 、固定的な中長期損益計画を策定することが難しい業界であるため、中期事業計画を開示していませんが、ステークホルダーに将来の展望を示すためにも、重要課題の特定と中長期ESG目標の策定を進めていく予定です。
 当社グループのコア技術と社会課題の紐付けを行うなかで、リスクと機会が明らかになってきました。今後は、エンジニアリングプラチスックを基盤とした先進技術を、灌水、殺菌、遺伝子検査、食品検査などの分野に活用することで、水資源の有効活用、食の安全、健康寿命の延伸といったソリューションの創出を目指していきます。また、海洋プラスチック問題がクローズアップされるなか、当社グループでは、社内におけるエンジニアリングプラスチック廃棄量の削減に努めています。

社内におけるESGの推進

 当社グループのESGに関する意思決定は経営企画部門が担っており、経営企画部門で討議された重要事項については、管掌役員に共有されるとともに、取締役会や経営戦略会議で審議されます。社長や経営幹部は、国内各地で開催する合同朝礼において、ESGに関するメッセージを発信しており、その内容は当社グループのポータルサイトで視聴できます。また、従業員に向けたESG情報の発信や研修は総務部門、法務部門が担っています。

推進体制 Chart

加盟団体

当社が加入している団体で、主要なものは下記の通りです。
 ・埼玉県プラスチック振興会
 ・一般社団法人東日本プラスチック製品工業協会
 ・一般社団法人日本金型工業会 東部支部
埼玉県プラスチック振興会は、射出成形の技能検定の実施を通じて、成形業界の発展に貢献しています。