エンプラスグループ行動規範・行動指針

目的

　これは、エンプラスグループのすべての役員および社員が遵守すべき行動の基本原則（行動規範）、および行動の判断基準（行動指針）を定め、これらに則った行動の実践を通じて、エンプラスグループとしての企業倫理の確立を図ることを目的とする。

適用範囲

　エンプラス本社のほか各国・地域にあるすべてのグループ会社および関連会社の役員および社員に適用する。
　※正社員、契約社員、嘱託社員、パートタイマーのほか、派遣社員を含む。

行動規範

　エンプラスグループの行動規範は、次のとおりとする。
　（１）　私たちは、最先端技術を追求し、創造的な価値を世界に提供します。
　（２）　私たちは、お客様に感謝される品質の製品とサービスを提供します。
　（３）　私たちは、法令等の社会的規範を遵守し、公明正大に競争します。
　（４）　私たちは、公正かつ適正な取引をし、社会常識に反する行為はしません。
　（５）　私たちは、株主、取引先、社員、地域社会等との関係を重んじます。
　（６）　私たちは、一人ひとりの人権と人格を尊重し、健全で働きやすい職場環境をつくります。
　（７）　私たちは、人命を尊重し、地球環境の保全に努めます。
　（８）　私たちは、情報を適正に管理し、適時適切に開示します。
　（９）　私たちは、知的財産の重要性を認識し、他者の権利を尊重し、自らの権利を守ります。
　（１０）私たちは、公私を混同しません。
　（１１）私たちは、世界各国、各地域の文化と慣習を尊重します。
　（１２）私たちは、社会貢献活動を推進します。

行動指針

法令、社内規定・方針の遵守に関する行動指針
　事業活動を営む各国・地域のあらゆる関連する法令、社内規定・方針を遵守し、あらゆるステークホルダー（株主、お客様、調達先、ビジネスパートナー、地域社会）に配慮して、健全な事業活動を営まなければならない。

利益相反に関する行動指針
　エンプラスグループの利益と相反する行為を行なってはならない。

強制労働、児童労働に関する行動指針
　社員の意思に反する労働を強制し、または各国の法令で「児童」にあたる者を就労させてはならない。

ダイバーシティ（多様性）に関する行動指針
　国籍、人種、民族、宗教、信条、性別、年齢、言語、身体上のハンディキャップ、社会的身分、学歴などによる嫌がらせ・差別は、行なってはならない。

健全な職場環境維持に関する行動指針
　エンプラスグループのすべての事業活動において、人の安全、健康を優先させ、健全で良好な職場環境の維持に努めなければならない。また、セクシャル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、マタニティ・ハラスメントとなる行為は、行なってはならない。

取引に関する行動指針
　取引業者に不当な利益を与え、取引業者から不正・不当な利益を得てはいけない。

贈答・接待等に関する行動指針
　事業活動の中で行う贈答または接待は、各国の法令および社会常識の範囲を一切逸脱してはならない。贈賄その他の法令違反に該当する行為は一切してはならない。

製品の安全性に関する行動指針
　製品の安全性の確保をすべてに優先させ、製品の研究開発から生産、販売に至るすべてのプロセスにおいて、安全性に十分配慮して行動しなければならない。

地球環境の保全に関する行動指針
　地球環境の保全のため、研究開発、調達、生産、販売、物流、リサイクル、リユースに至るモノづくりのすべてのプロセスにおいて、生産性向上と地球環境への負荷の低減を意識した事業活動に取り組まなければならない。

情報管理に関する行動指針
　事業活動に必要な情報は、適法かつ適切な方法で収集し、情報管理には細心の注意を払わなければならない。

ディスクロージャー（情報開示）に関する行動指針
　事業活動に係る内部情報を外部に公表するときは、秘密保持に留意しつつ、法令および社内規定にしたがって適正に開示しなければならない。

インサイダー取引に関する行動指針
　未公表の重要事実を知ったときは、それが公表されるまでは厳に秘密として保持しなければならない。

独占禁止法・競争法遵守に関する行動指針
　事業活動を行う国・地域において適用される独占の禁止、公正な競争および公正な取引に関するすべての法令および規則は、これらを厳に遵守しなければならない。

知的財産の保護に関する行動指針
　特許、実用新案、意匠、商標、ソフトウェア等の著作物、技術・ノウハウまたは営業秘密は、社員の努力によって得られた成果であり、多額の費用をかけて得た知的財産であるので、これらを大切に保護し、積極的に活用しなければならない。

資産・資源に関する行動指針
　生産設備、測定機器、製品、部品、半製品、原材料、副資材、パソコン、電話、携帯電話その他の通信端末機器、什器・備品、事務用品等の会社資産は、最大限効率よく活用しなければならない。

輸出管理に関する行動指針
　製品、技術またはサービスの輸出にあたっては、大量破壊兵器等に利用・転用されるおそれのある貨物・技術の取引を禁止する法令に抵触しないよう、厳格な輸出管理を行なわなければならない。

反社会的勢力に関する行動指針
　反社会的勢力（暴力団など）に対しては、「恐れない」「金を出さない」を基本姿勢とする。

お客様に関する行動指針
　謙虚かつ誠実に、お客様の声に耳を傾けなければならない。

地域社会への貢献に関する行動指針
　自らが地域社会の一員であることを認識し、地域の抱える課題の解決に協力し、あるいは地域のイベントやボランティア活動に参加する等、地域と連携して、地域社会のために奉仕するよう努めなければならない。

エンプラスブランドに関する行動指針
　企業理念の実践において、お客様との信頼と絆を大切にし、常にエンプラスグループのブランド価値の維持・向上に努めなければならない。