
株式会社エンプラス(以下、当社)は、STMicroelectronics(以下、ST社)が展開するグローバルパートナープログラム「ST Partner Program」への参画を通して、ST認定パートナーとしてST60向けRFレンズソリューションの提供を強化します。
ST Partner Programは、ST社の半導体、マイコン、無線モジュール、MEMSセンサーなどの製品群と、認定パートナー企業の専門技術を組み合わせることで、お客様の設計課題解決や開発期間短縮を支援するシステムです。ST社は世界中で320社以上の認定パートナーと連携し、エンドツーエンドのソリューション提供を推進しています。
無線機器におけるアンテナ設計の重要性と当社の提供価値
IoT機器、産業機器、スマートデバイス、車載機器、ロボティクスなどの無線システムでは、通信性能や製品品質を最大限に引き出すために、適切なアンテナ設計が不可欠です。
エンプラスは、ST社の60GHzミリ波無線通信ソリューション「ST60」を採用するお客様に対し、長年培ってきたRFレンズ技術を活用したアンテナ設計の最適化を提供します。
ST60と当社RFレンズを組み合わせることで、以下のような技術的アドバンテージが期待できます。
■高利得により伝送距離を延伸するとともに、送信・受信デバイスの設置自由度を向上。これにより、システム設計の容易化や生産工程の効率化に貢献。
■コンパクトなレンズにより限られた実装スペースに対応可能。
これらの特長により、従来は適用が難しかった用途へのミリ波無線通信の展開を促進し、ST60ソリューションの活用領域拡大に貢献します。
この技術提携は単なる部品供給に留まらず、ST60を活用した新たなユースケース創出と市場拡大を目的とした技術協業として位置付け、まず以下の分野から取り組みを開始します。
1. FOTA(Firmware Over-The-Air):
製造工程やフィールド環境において、ソフトウェア更新を無線で実施可能にします。
これにより、工場での生産効率向上、仕損率低減、保守作業効率化、運用コスト削減に貢献します。
2. ロボティクス向け通信:
ロボットとドッキングステーション間の通信距離を延長し、ドッキング時の位置合わせ制約を緩和します。回転機構を有するロボット関節部において、全二重通信時でも安定した高速無線通信の実現を目指します。
ポゴピンやスリップリングなどの機械部品への依存を低減し、設計自由度向上とシステム信頼性向上に貢献します。
今後の展望
エンプラスは今後もST社との技術提携を通じて、ミリ波無線通信技術の新たな活用領域の開拓を推進してまいります。
将来的には以下の分野への展開も視野に入れています。
■IoT機器
■産業機器
■スマートデバイス
■エアロスペース
■半導体製造装置
■医療機器
■次世代無線システム
エンプラスは、高性能かつ高信頼性のRFレンズソリューションを提供することで、お客様の製品開発期間の短縮やシステム性能向上を支援し、より高度な無線通信社会の実現に貢献してまいります。
関連リンク
■RFレンズ製品情報 https://www.enplas.co.jp/ofc-catalog-form/
■お問合せ: 株式会社エンプラス 事業企画室 op-sales@enplas.com
