日々、新発見と新知識
入社5年後には社内トップクラスの材料研究者になりたい

エンプラス研究所 材料研究室 Sさん
2019年度入社(新卒採用)
環境創生理工学 卒

志望理由を教えてください。

学生時代は高分子物理・化学を専攻し、樹脂のことにずっと興味をもっていました。エンプラスが1980年代に世界初の樹脂製ターボチャージャーの開発に成功したことを文献調査の際に知ることができ、技術力の高さに大変魅了を感じました。また、当社は自動車だけではなく、電子機器、光学関連など様々な領域に展開し、イノベーションの底力も感じ、志望しました。

入社しようと思った理由・決め手はなんですか?

当社の多角的な経営戦略は、樹脂材料のあらゆる可能性を発揮でき、私の専門知識を活かせると思いました。さらに、鹿沼工場を見学した際、工場特有の先入観を一掃する綺麗な職場環境と現場で働く社員の情熱に感動しました。

現在の仕事内容を教えてください。

・「材料の研究開発業務」:新材料の合成、特性の把握、課題の抽出、既存材料の改善(処方選定、混練、表面処理など) 
・「材料技術コンサルティング」:材料面からトラブル解決策の提案、製品機能に基づく材料選定に助言

仕事のやりがいを教えてください。

私が所属している材料・加工研究室は社内唯一の材料研究開発チームであり、現状把握・分析はもちろん、10年単位の長期視点で新規性かつ収益性がある新材料の動向と探索を常に挑戦しています。また、長期目標だけではなく、他部署と常に連携し、現場の困り事を短期で解決することも業務の一環です。新発見と新知識を日々得ることができる仕事であり、とてもやりがいがあります。

キャリアにおいて目標はありますか?

入社1年目で当社開発品に適用可能な機能性材料の開発を担当しました。これまで材料面の経験と知識は持っていましたが、製品知識はほとんどありませんでした。そのため、製品開発部署との打合せを繰り返しており、日々勉強の毎日です。大変なこともありますが、成果を出し、社内表彰を受けました。この経験から、入社5年後には社内トップクラスの材料研究者になることがキャリア目標になりました。

職場の雰囲気を教えてください。

アットホームな職場です。上司はとても話しやすく、疑問があるときは直ぐ相談できます。同僚たちは専門性が高く、技術面の問題は気軽に議論ができ、納得できる答えをもらえます。また、実験業務もお互いに協力しながら、チーム一丸になって取り組んでいます。

1日のスケジュール

  • 8:15  出社、メールチェックと返信、スケジュールの確認
  • 8:30  始業朝礼
  • 9:00  実験(事前準備、装置の立上り、メモ記入)
  • 12:00 昼食
  • 13:00 実験
  • 15:00 測定、データ解析、翌日のスケジュール確認
  • 17:30 退社

就職活動中の皆様へ

就職活動の際にはよく「自己分析してください」と言われていませんか?私は自己分析をしすぎなくてもいいと思っています。自分の過去としっかり向き合うことで、自ずと「自分のやりたいこと」を導くのも大切ですが、社会で必要とされていることを探すのも重要だと思います。自分のやりたいことだけではなく、未来から必要とされることを仕事選びの基準にするのが最善です。この先、10年、20年で社会は激しく変化するでしょう。その社会をつくる、ワクワクする未来をつくる仕事、そこにつながる仕事をぜひ選んでください。